11月24日からの注目銘柄としてエプコ2311と文教堂9978を紹介します。
エプコ(2311)~再生エネルギー関連 出遅れ~
業務概要としては、水道給排水設備の設計とコンサルが主力。低層住宅中心。スマートエネルギー事業育成(東京電力と提携:TEPCO)
連結の売上は右肩上がりで、特に注目しているのが設計サービスのBIMです。リブワークが建築業界のプラットフォームを構築するとうたっていましたが、既にプラットフォームの一部となっているのがこのエプコで、給排水系の設計を全体の14%ほど(年間約10万戸)およびアフターメンテナンスの管理世帯は110万世帯の実績があります。
さらに、2019年、2020年の大規模な投資をしていてD-TECH事業の中のBIMを急激に伸ばす計画がなされています。
今流行りのDX、クラウド、SaaSという言葉も使われていますが、
簡単に言うと、給排水系の設計を2次元のCADデータ(通常の設計図)から3次元の図面を自動で作成しクラウド上で提供するシステムで、熟練した職人がいなくても正確に早く、設計及び建築ができるサービスです。
このBIMを用いて、さらなるシェア拡大及び1案件にあたる課金料を増やすことをメインテーマに上げており、5年で売り上げ規模6倍の150億をD-Techの売上目標に掲げています。
その他にもメンテナンス関連のH-M事業が50億、省エネリフォーム関連が500億と計700億。2020年期の売上が43億の予定ですので、その14倍程度。営業利益率は現在10%程度だが、BIM設計のシステムはかなり利益率は高くなると予想する。
また、中国を皮切りに発展途上国(東南アジア)への進出に成功すれば、さらなる売り上げ増も見込まれる。
それに加えて、再生エネルギー関連として
東京電力とTEPCOホールディングを設立し、太陽光発電のビジネスもしていて、今回の再生エネルギー関連銘柄として触手が伸びれば、想定より一足早く株価も上昇トレンドに乗ることも期待できる。
https://www.epco.co.jp/ir/library.html#library3-anchor
まとめ
エプコは建築におけるプラットフォームを提供しているメーカーで、2019年,2020年に大規模投資をしており、売上の急成長を目標としている、5年で14倍
テーマ性として、再生エネルギー、DX、Saasと話題性もあるが現在の株価は低迷中であるので、再生エネルギー関連で仕手化しなくても、中期的には買い目だと予想する。
文教堂GHD
業務概要としては、全国展開の書店チェーン。ホビー等との複合店も。大日本印刷、日販と提携。
今週の11月26日の有価証券報告書の提出とともに債務超過解消を発表することが見込まれるため、今週仕手化すれば化ける可能性のある銘柄である。
https://kabutan.jp/stock/finance?code=9978
決算状況は、現在は黒字に転換しており、2017年の黒字の時につけた580ほどはいかないまでも、現在の100付近はさすがに底にも見えるので今週波に乗れれば200円も見えるのではないかと予想する。
日足チャート的にも、今週は買い目だと予想する。
文教堂については、リスナーの夢見る熊さんから情報を提供いただきました。私自身の情報収集も限られていますので、有益な情報があればtwitterのDMや本ブログの問い合わせから、ご連絡をいただきたく思います。
銘柄攻略に向けて、情報交換する場も作れたらとも考えておりますので、何かいいアイデア等ありましたら、ご連絡ください。
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