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「会社四季報」業界地図 2021年版 [ 東洋経済新報社 ] 価格:1,430円 |
①紹介する本
今回は、会社四季報2021年度版の業界地図（東洋経済新報社）のご紹介をいたします。
②書評
日本の会社を中心に主要業界の縮図、業界の抱える問題点やコロナ後の展望が知識のない方にもわかりやすく記載され、投資家、学生や会社員など経済にかかわるすべての人におすすめ。
③本に関する情報
この本は、「2020年08月28日に発売され、
コロナで世界の業界地図はどう変わるのか。その全体像が1冊で丸わかり!
累計10万部突破!
読み継がれて類書シェア7割、10年連続売上No.1の決定版
(*販売部数ベース、全国大手書店各社調べ)というキャッチコピーで販売されており、
私は株式の知識を幅広く得たいという気持ちから本書を買うことにした。
④著者の紹介
2020年9月に脱サラし、専業トレーダーとして日本株で元手150万円から資産1億を目指している”しらこばと”です。といっても個人事業主としての生き方を模索している32歳二児のパパです。 現在は株、せどり、ブログ収入で安定収入を目指しています。
株については3年ほ前から手を付けていたが、専業でやりたいと思ったのは2020年入ってからで、現在猛勉強中で、2020年9月は+101％の+180万円と上々の成績を収めることができました。株にこれからチェレンジしてみたい人の参考になればと日々奮闘しています。
⑤本書の結論
投資（特に日本株式）をしている方にお勧め！
2020年、2021年における各業界の展望が大局的に知れること
知らなかった銘柄について、興味がわくきっかけとなる
各業界の利益を作る仕組みについて解説され、銘柄選びの参考になる
ポートフォリオの整理のための参考になる
就活の学生、一般の方にもおすすめ！（特に就活性は必須本かも）
各業界において、最低限の確かな知識が記載されているので、業界の復習になる
新たな業界をしることができ、チャレンジしてみたい業界がみつかるかも
主要な業界について記載されているので、世間話がはかどる
日本が弱い業種、強い業種を知れる
ビジネス関連でおすすめ！（特に、営業関連や新規事業を始めたい方や会社の戦略を考えられている方）
自分の知らなかった業種を知ることができ、新しい事業を始めるヒントになる
営業の話題選びとしてはかなり有効
⑥本の内容
・全168業界と幅広い業界についてページごとにまとめられ、2020年、2021年の業績予想が6段階でされており、解説も記載。
・業界の中でも種類ごとに区分けされ、業務提携の情報も視覚的にわかりやすく記載。
・企業の情報としては、その業界のKPIとなる指標（売り上げや利用者数など）や取り扱うサービス、商品が簡単に記載。
・日本の企業だけではなく、海外の主要企業についても記載。
下記ページ例
・業界の中でも細分化されて記載され、自動車の場合は、次世代自動車、自動車（世界）、自動車（日本）、自動車部品など主なところで言うと計10種類に細分化され記載
・非上場の企業や団体についても記載
（宗教団体まで記載されていることは驚いた）
⑦私の所感
四季報と名前を聞くだけだと、株の初心者や一般の方には抵抗があると思うが、本書は各業界の今、将来をわかりやすく記載されており、むしろ株の初心者や一般の方などこれから知識を深めるぞ！という方にはとてもお勧めできると感じた。私も幅広く知識があるほうではないので、勉強になる箇所もたくさんあった。また、改めて感じたのがアメリカの強さ、中国の伸びである。企業としての世界の順位を見ると、トップはアメリカが多く、中国が勢いを増していて、日本もっと頑張れと思う業界が多々あった。
投資に関して、私は基本的に時価総額の低い成長株をターゲットにしており、時価総額の小さい企業は記載されていない企業も多いので、本書を見て業界に着目し、その業界について深追いし新たな銘柄を発掘する必要があると感じた。
本書は、広く浅く各業界のトレンドが誰にでもわかりやすく記載されており、万人におすすめだが、特にこれから勉強したいと思っている、株初心者や就活生、仕事に生かしたいと思っているビジネスマンにお勧めの一冊です。日本の会社について大局をしることができる数少ない本で、値段も手ごろなので値段以上の価値があると思います。興味のある方は、できるだけ新鮮な情報を早く入手するに越したことはありませんので、ぜひ手に取ってもらえればと思います。
参考URL
https://str.toyokeizai.net/magazine/gyoukai/
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「会社四季報」業界地図 2021年版 [ 東洋経済新報社 ] 価格:1,430円 |
