10月5日にお伝えした注目銘柄の【Libwork 1431】の続編です。
一部情報を更新しております。
2020年10月2日にIRの受注速報が開示されました。
Lib workは注文住宅を主に扱う会社で、コロナの状況での営業が成功し2020年7-9月の建売住宅の売上が前期比278%と大幅に増加したことで、2021年期の売上増加が期待できる。
IR 抜粋
Libworkの売り上げの大部分が戸建ての売り上げと仮定し、売り上げの増加を前年比200%-300%としても売り上げは前年の60億から120-180億となり営業利益率を3-8%としても3.6-14.4億と2021年期予想の売上95億、営業利益3.9%を大幅に増加させての情報修正が近日中にくることが予想できる。→売上予測について、より正確な情報へ更新
下記が有価証券報告書の情報
前年度の売上の内訳公開されていました。(情報が薄く申し訳ありません)
今回発表された受注軒数・金額については、建築請負事業の金額が反映されていると考えられ(念のため、明日IRに問い合わせます)、また受注→建物を建築→引き渡しが家を建てる一般的なもので、libworkは受注から平均6~7カ月で引き渡しになると予想できるので(こちらもIRへ確認します)今回の7~9月の受注は来年の1~3月の売り上げに反映される。前年の1-3月の売り上げが極端に少なかったので(9,6億ほど)この金額の9割ほどが戸建てとすると
2021年1-3月期の売り上げ予想
戸建て 9.6×278%×0.9=24.0192億円
不動産販売事業+その他=3億(昨年2.5億ほど)
タクエーホームの売り上げ=6億(23億÷4+α)
→計33億ほどとなり、4半期なので、
1年トータルで考えると120億±10億あたりが妥当なラインか?
株価について
考察
戸建て住宅の業界としては、コロナの影響で2020年度は前年と比べ大きく受注軒数が減少する見込みで、大手の住友、大和ハウスなどは2~3割の受注減となる見込みだが、Libworkはコロナ禍の営業に成功しているのがとても大きい。業界としては2021年度、2022年度については、2020年度のダウンから徐々に回復する見込みで私の予想では、大手の価格の高いメーカーは苦戦するが、価格帯が低~中くらいまでのメーカーは今後も伸びると予想している。
業界規模としては16.7兆円(名目民間住宅投資、19年度見通し、建設経済研究所「建設経済モデルによる建設投資の見通し」マンションも含む)とまだまだ大きく、現在は熊本中心に九州(2020年5月タイエーホームの買収により神奈川にも進出)での販売に限られている状況で、今後、何社かM&Aで買収し、全国展開に成功すれば売り上げ1000億の到達も2025年頃には可能では?と予想する。
youtubeの登録者数も2020年10月4日現在4700人と8月が2000人ほどだったので、順調に推移している。2023年の目標の10万人の登録は難しいと思うが。。。youtubeは芸人もでていて、面白かった。株主になったらチャンネル登録くらいはする予定である。
今後の株価展望
注目銘柄として取り上げてから、上がってはいるが予想していた2700円はまだ遠い。
10/5, 10/6とかなりの出来高であったが、10/7は減少。10/8からは緩やかな上昇を期待するとともに、上方修正等の詳細な売り上げ、営業利益に期待。
2020/10/5:初値1858
2020/10/7:終値1975(+6.29%)
今回の情報は四季報業界地図から一部引っ張ってきたもので、業界の情報を簡単に入手できるのでお勧めです。
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